ゴールデンウィーク まだ雪残る谷川岳山行 |
|
水上の街は桜満開! |
ゴールデンウィーク まだ雪残る谷川岳山行 2006年5月1日(月) 天気晴れ。積雪・・・天神平スキー場 5m 風弱し。 装備・・・靴(アクGTX)、ザック(カリマーリッジ40L)、 自宅4:45→川越IC→水上IC→ロープウェイ駐車場8:00 ゴールデンウィーク谷間の平日である。念願の雪の谷川岳を目指す。昨年8月に初めて登ったが、今回は、雪がありスキー場も春スキーを楽しむ若者で賑わう。 久々の雪山である。雪の上を歩くのは、昨年3月の武奈ヶ岳以来か・・・、4/2に最後の関西山行となった伊吹山も残雪はあったが、雪山とは言えない。 まともな雪山は比良山系しか知らない。5月に入ったとはいえ、谷川岳は雪深く、また、暖かくなってきたので雪崩も心配である。比良とはどう違うか楽しみである。 自宅を早朝、車で出発。 駐車場に入ると既にスキー客はお着替え中。私も山支度を始める。何といっても下界は暖かいので、登山の格好では来られない。 ロープウェイは昨年秋にリニューアルし、大型になり、きれいで快適だ。 観光用リストは9時からの運行らしく動いていない。 先行する登山者もおり、その後に続く。 その先行者のついていく。何となく違うかなと思ったときには遅かった。天神尾根と違う方向へ。 しばらく戻り、天神尾根へ。もっとも天神尾根といっても夏道を行くのではなく、斜面をトラバースしながら、行くのである。 先行者がいてトレースがあるから行けるが、そうでなければ、とても山頂までは行けないだろう。 少し行くと道が途切れる。あれっ! と思い回りを見渡す。トレースは前方に確かにある。すると、足元に動く物体。登山者がこちらに登って来る。そう、ここは岩場で、怪しげなトラロープが垂れている。ここを下らなければならない。岩は雪で濡れ、滑りそう。 尾根伝いに進む。そこで、「ゴォー」という地響き。雪崩だ。 熊穴沢ノ頭避難小屋は雪に埋もれている。2m70cmくらいの積雪がある。 山頂まではまだまだである。見上げると、樹木もない急斜面。そのテッペンの先が山頂であろう。だが、そのテッペンまでがまだまだある。しかも、運動不足の体がだんだん、動かなくなってきた。足が重い。登りはアイゼン不要かと思ったが、つけてみた。アイゼンを履くのも久しぶりだ。 ゼイゼイいいながら歩く。自分よりかなり年配の登山者に抜かされていく。だめだこりゃ! 最後の急登。これが最後と念じながら登る。目の前は一面の青空。そこには肩の小屋があった。その先にあるのは「トマの耳」ではないか!
やっと着いたぜ! 山頂に立つと先客に記念写真を撮ってもらう。満足! 谷川岳は双耳峰。その一つが「トマの耳」だ。(1,963m) 「オキの耳」までは行かなかった。トレースはあったが、今にも崩れ落ちそうな雪の塊は私を怖気づかせた。 山頂は風が強く、冷たい。半袖Tシャツの人もあわてて、ジャケットを着込んだ。 帰りは、来た道を戻る。下りは楽だ。途中、足が攣りそうになるが、なんとか踏ん張って下降する。 尻セードはやめよう。シャーベット状の雪だし、恐らく濡れる。顔が、ヒリヒリする。空は晴天。紫外線ガンガン。焼けているのが鏡を見なくてもわかる。 ロープで下った岩は登りの方が楽だった。 昼を過ぎ、天神平スキー場はスノーボーダーで賑わっていた。ザラ雪のため、コンディションはイマイチだが、この季節、東京方面から日帰りで行けるスキー場は限られる。 (総評) 今日の山行は息が上がった割には、足はまったく上がらなかった。体力不足に反省。 |
観光用リフト脇にある登山口 |
|
谷川岳 |
|
尾根沿いに登ります。 |
|
山頂はまだ、ずっと先。 |
|
先行者2名 |
|
斜面のひび割れが気になる。 |
|
肩の小屋付近 |
|
営業開始した肩の小屋 |
トマの耳(1,963m)に立つ。このあたりには雪なし。 |
![]() 右手前が谷川岳 オキの耳(1,977m)、その左奥が一ノ倉岳(1,974m) |
|
右側上部の亀裂が気になる |
|
![]() 今年は積雪量が多いが、雪解けも近いか! |
|
天神平スキー場を少し登ったあたり。谷川岳をバックに。 だいぶ太ったな〜。 |
|